この季節は、熱中症に注意！

夏になると必ずニュースにもなりますが、熱中症には注意したいものです。たかが、熱中症だろ、と思う人は注意したほうがいいですよ。熱中症は、軽い症状で病院に行くと、まるでうそみたいに元気になって帰ってきます。そう、軽い場合は、点滴をうてばすぐ元気になるんです。

しかし、ある一定のレベルを超えてしまうと命を落としてしまいます。

まず熱中症になってしまう人は、熱中症になる仕組みを理解していない人が多くて、知っている人はほとんど熱中症になりません。実は、結構、簡単に熱中症は防ぐことができるのです。

激しい運動をすれば熱中症になりやすいのは確かですが、いくら激しい運動をしたとしても、ポイントさえ押さえておけば熱中症にならないのです。

そのポイントは、塩分です。塩分は汗とともに体外に排出されるので、体内の塩分が不足してしまいます。これが原因のひとつなので、夏場に汗をかく人は、適度な塩分の補給をしなければなりません。

もうひとつは、水ばかり飲まないことです。先ほども書いたように水ばかり飲むと、汗で塩分が出てしまいます。塩分をこまめに補給するかスポーツ飲料のポカリスエットなどを飲むようにすると大丈夫です。

ちなみに一気に飲むのではなく、こまめに飲むことです。一度に１リットルの水分を飲んでも、吸収されるのは２５０ミリリットルだからです。残りは尿と汗で排出されるだけです。

また、熱中症になりやすい人は、性格的にも問題があります。これは、まじめな人で、自分の体の状態がつらい場合でも、仕事の途中などで言い出せずに我慢してしまう人です。まあ、がまんづよい人ですね。

そして、万が一、熱中症になって倒れてしまった場合は、回復したとしても必ず病院に行くことが大切です。時々、熱中症で倒れて休んだら回復し、元気になったにもかかわらず、次の日にいきなり亡くなってしまうと言う場合もあるので、決して甘くみてはいけません。

熱中症には注意して快適な夏を過ごしましょう！